IKURA FAN MOTOR
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技術資料134技術資料装置への取付けは各製品記載ページの取付け穴寸法図をもとに、抜き穴加工をして取付けて下さい。※吸込側と吐出側で取付穴形状が異なるものがありますの でご注意下さい。ファンの取付け姿勢は、軸水平、軸垂直、斜め、いずれの方向でも使用可能です。また、吐出側、吸込側のどちらでも取付けることができます。ファン設置方法は次の2種類になります。1. 片側のフランジ取付け2. 通しボルトを使った両側フランジ取付けの2種類です。ファン設置方法について■ 装置への取付け加工■ ファン取付け方向■ ファン設置方法図1 ファン取付け方向図2 ファン設置について図3 ネジ止め方法■ 締付けトルク■ 取付け位置について■ 電源供給方式■ オプションの取付け取付けに当っては、振動・衝撃等を受けない強固な鋼板へ取付けるようにして下さい。又、薄い鋼板(1mm未満)に取付けた場合、ファン自身の振動は極小設計されていまますが、それでも若干の振動を持っていますので、場合によっては共振し寿命に影響を与えたり、共鳴音を発生させたりすることがありますので極力しっかりした場所へ取付けることをお勧めします。又、取付け用ネジは付属しておりませんので、各製品に見合ったネジをご用意下さい。片側フランジ取付けを推奨します。両側フランジ取付けの場合は、ネジの締付けトルクを注意して下さい。適正締付けトルクは0.44N・m(M4)です。必要以上のトルクで締付けるとフレームを変形させ、内部接触等の不具合を発生することがありますので注意して下さい。ファン開口部の正面はできるだけ広く空け、空気流の方向を急変させないようにして下さい。ファン開口部面と被冷却体との距離は目安として、羽根径の1/2以上の間隔を保ち配置して下さい。それ以下の間隔にすると冷却効果を損ねる場合がありますので注意して下さい。センサー付ファンを取付ける場合、近くに大きな電磁誘導を起こすものなどがあると、誤動作する恐れがありますので取付位置にはご注意下さい。電源供給方式には2種類あります。1. 端子接続 2. リード線接続機種によって接続方式が異なるのでカタログをご確認の上ご指定下さい。なお、端子接続型の場合、プラグコードは付属しておりません。ファンを装置に組込む際、人手が触れる恐れのある場所には安全性を考慮し、フィンガーガードを取付けるようにして下さい。又、粉塵などの舞う環境下においては、ファンの開口部から装置内部、もしくはファン内部に粉塵が入り装置の故障あるいは寿命に影響する恐れがありますので、フィルターキットを取付けることをお勧め致します。内部への粉塵流入を防止し信頼性を向上させることができます。

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