IKURA FAN MOTOR
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センサー取扱上のご注意5取扱上のご注意8. ファンモーターと同様に落下衝撃や振動により、ファンセンサーとしての機能が失われることがありますので十分注意して下さい。9. ファンモーターの回転部に異物が絡み、強制的に羽根が拘束(ロック)された時に羽根が曲がる恐れがあります。この場合、ファンセンサーでの回転羽根検出が正常に行われないことがありますので、注意して下さい。1. センサーの近くに大きな電磁誘導の発生源や高周波発生源等がある場合、誤動作する可能性がありますので注意して下さい。2. センサーケースが樹脂製のリレー出力型センサー付ファンモーターを複数台隣接してご使用になる場合、ファンセンサー部の隣接距離を20mm以上離して設置して下さい。機種によっては、相互干渉によるリレー誤動作の可能性があります。3. 設置される使用環境の磁場影響を受ける場合は鉄板などでセンサー部を覆うと影響が軽減されます。使用環境での動作確認を十分行ってからご使用下さい。4. 直流電源タイプには、逆接続防止用ダイオードが内蔵されています。誤って逆接続されても壊れる心配はありませんが、電源極性が逆接続された状態では動作しませんので注意して下さい。5. センサー仕様の最大定格を越えてご使用になりますと、誤動作を招いたり内部半導体部品などを破損することがあります。また、雷サージや高電圧の電気ノイズが故障の原因になる場合がありますので注意して下さい。6. ファンセンサーは、ご使用になっているシステムのファンモーターやその配線系統、供給電源部の異常およびシステムの冷却能力の低下などを検出する重要なセンサーです。安心してご使用になるため、定期的にファンモーターの電源供給を遮断するなどして強制的にアラーム出力する条件をつくりシステムの機能チェックを行うことをお奨めします。尚、起動遅延タイマー型の場合はセンサー電源投入から約1分経過してからセンサー動作の確認を行ってください。7. ファンセンサーの回転羽根検出部は全数調整されています。お客様での分解、改造はセンサーとしての機能を失う原因になる場合があります。また、保証対象外になる場合がありますので絶対に行わないで下さい。

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